冷蔵庫の扉を開けて、ドアポケットの瓶を1本持ち上げる。違った。戻す。隣を持ち上げる。
めんつゆだと思ったら、白だしだった。そんな経験はないでしょうか。
この記事では、冷蔵庫のドアポケットという場所が、なぜ調味料収納の「死角」になるのかを整理して、ラックや仕切りケースでは解決できない理由と、視点を変えた解決方法をご紹介します。
ドアポケットの瓶は、上からしか見えない
冷蔵庫のドアポケットは、瓶を立てて、前後や左右にぎっしり並べる場所です。このとき、瓶のラベル(側面)はどうなっているでしょうか。
- 手前の瓶のラベルは、奥の瓶に背を向けている
- 奥の瓶のラベルは、手前の瓶に隠れている
- 扉を開けたあなたの目線は、瓶を上から見下ろしている
つまり、メーカーが一生懸命デザインしたラベルは、ドアポケットの中ではほとんど機能していません。あなたの目に入っているのは、フタだけです。
そしてフタは、めんつゆも、白だしも、料理酒も、よく似た色をしています。
ラックと仕切りケースでは、解決しない
「冷蔵庫 調味料 収納」で検索すると、出てくるのはラックと仕切りケースです。私も開発の前に、売り場とネットをずいぶん探しました。
ラックや仕切りは、瓶を整列させる道具としては優秀です。倒れなくなり、定位置も決まります。ただ、「どれが何の瓶か」という問いには、何も答えてくれません。整列した瓶は、整列したまま、全部同じに見えます。
シールを側面に貼る方法もあります。けれどドアポケットでは、その側面自体が常に見えるとは限りません。それに、調味料は買い替えるたびに瓶が変わるので、シールは貼り直しになります。
目印を「上」に置くと、全部解決する
発想を変えて、目印をフタの上に置いてみてください。扉を開けた瞬間、上から見下ろした目線に、目印がまっすぐ飛び込んできます。
私たちが作っているTopCapS(トップキャップス)は、瓶のフタにかぶせるだけの識別キャップです。上から見て分かるように、大きな文字や絵柄が上を向いています。
- かぶせるだけ。貼らないので、跡が残らない
- 色でも分かる。油は黄、醤油は赤、酢は緑
- 調味料を買い替えたら、外して次の瓶へ移せる
特に3つ目が、冷蔵庫では効きます。めんつゆのように買い替えサイクルの早い調味料でも、キャップを付け替えるだけで目印が引き継がれます。
今日からできる、冷蔵庫の見分けやすさ改善
TopCapSを使わない場合でも、次の順番で改善できます。
- ドアポケットの瓶を全部出して、3か月使っていないものを別の場所へ移す
- 毎日使う瓶を手前の1列に決めて、使用後は必ず前を向かせてから収納する
- フタの上にマスキングテープを貼り、太いペンで1文字書く
マスキングテープは手軽ですが、汚れやすく、買い替えのたびに書き直しになります。その手間が気になり始めたら、かぶせ外しできるキャップの出番です。
まとめ
冷蔵庫のドアポケットは、キッチンの中でいちばん「上からしか見えない」場所です。だから、目印は側面ではなく上に。置き場所を変えるのではなく、見え方を変える。それがいちばん近道の解決です。
使用シーンのページでは、冷蔵庫以外の「上からしか見えない場所」もご紹介しています。